zton2021の日記

日々思うことを書きます。数学は勉強したこと、思うことを書きます。間違いは気がついた時点で、加筆修正するつもりです。(注)数式はMathMLで表記し、Safariで表示を確認しています。Safari以外のブラウザでは表示がおかしいことがあるようです。

フリーモーション刺繍3

刺繍用の針が届き、糸調子を調整しながら刺繍の練習(ジグザグ縫)をしているが、同じように縫っていても、うまくいくときと、いかないときがある。下糸が上に出てきてしまうのである。下糸が出始めると、ずーと出てくる。ならばと、上糸の糸調子を緩めると、布下で上糸がぐちゃぐちゃになる。

下糸が上に出る場合でも、上も下も糸がぐちゃぐちゃになっているわけではないし、下糸専用(?)の白糸を上糸と同じ色にすれば、見た目には綺麗に刺繍できているように見える。効果を狙って別の色にしても良い。

私にとって、糸調子はアンティークミシンの重要なテーマであるが、刺繍に関しては、そのように対処して、糸調子については一旦思考停止することにする。

そもそも、フリーモーション刺繍用の押さえ(ダーニング押さえ、キルティング用押さえとかともいうみたい)は針が落ちるところが、広く空いているので、それが原因で有れば糸調子で改善しないかもしれない(刺繍枠を使えば良い?)。

 

フリーモーション刺繍2

刺繍用の針は近所の手芸専門店にも置いておらず、結局ネットで注文した。届くのに一週間くらいかかりそう。

刺繍機能のついていないミシンで刺繍するという需要はそれほど無いのであろう。しかも、足踏みミシン

モーターをつけて電動化してみたが、そのスピードについていけないし、何だか怖い。やはり足踏みが向いている。

糸が切れる問題は、糸コマ(工業用)にペットボトルで作ったおおいをかぶせ、糸がペットボトルの口から出て行くようにして糸がコマに絡み付かないようにし、上部にもミシンへ行く前に蝶つがいの穴を通して糸の乱れを少し解消するとだいぶマシになった。

刺繍時の急な方向転換は糸切れをまねくようである。とにかく練習あるのみ。

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フリーモーション刺繍

アンティーク足踏みミシンでフリーモーション刺繍を始めた。刺繍用の押さえを買って、練習をしているがうまくいかない。

調子良く刺繍していても、すぐに糸が切れるのである。原因かどうかは不明であるが、糸が切れたとき、糸コマの棒に糸が絡み付いている。糸調子が悪いのかと、あれこれ触っても、あまり改善されない。それでは、と刺繍専用の糸を買って使ってもあまり改善されない。それどころか、刺繍糸の拠りがほどけたりする。これは、刺繍専用の針でない為だろうと、手芸屋に専用針を探しに行くつもりである。

 ぴんと張った糸の片方をパッと離すと、どんな力が働くのか、糸が大きく跳ねる。

糸コマの棒に糸が絡みつく件は、絡みつくから糸が切れるのか、糸が切れるから絡みつくのか、どちらの問題か。観察すればわかるのであろうが、足踏みしながら、手元は刺繍のため、針を凝視しながら布を必死で動かしているので、糸コマの観察どころでは無い。第三者に観察してもらえば良いが、そんな暇なことは頼めないし、ビデオカメラで撮影するのも大袈裟であるし、それはそれでものすごく難しそうである。いずれにしても、上記の跳ねる力を糸コマから糸が出て行くところで逃す仕組みが必要ではないかと考えている。

散り行く桜の下

ガロア理論の入門書、解説書籍や文献で、その解説や証明を追っては見るものの、理解するのは難しい。

整理された華麗な解説に目眩がするのである。概ねこういうことだ、と読んだ後で自分の言葉で説明ができない。

かと言って、ガロア理論についての原文にあたっても、今度はきっと難解で、曖昧で、わけがわからないだろうと推測する。

まがいなりにも、いろいろ現代的な表記方法や考え方に慣れた以上、過去にはなかなか戻れない。

 

eについて詳しく知りたいとネピアの対数についてかかれた古い文献にあたったことがあるが、何やらとっても難しかった。実数や関数、微積分の知識を知った上で、それらの考え方が生まれる前に戻れるはずもない。

 

1は昔数では無かった、と言うことが書かれた本を読んだことがある。

実感として理解できないとしても、その頃のことをあれこれ思い巡らすことは面白い;「リンゴが0個ある」などと言うわけないし、「リンゴが1個ある」と言う言い方も考えれば妙だ。「リンゴがある」と言うだろう。リンゴが複数個あって、それらを区別したいときにはじめて「リンゴが2個ある、3個ある、、、」となるのだろう、と言う様に。

 

ちなみに、前述のネピアの文献(英文)は古いタイプ文字で、当時のタイプの節約の為らしく、0はO(オー) 1はI(アイ)で打たれていた。

昔、ワープロができる前の欧文タイプは、上手に半行移動(?)させて、指数や添字をタイプしていたのでは無かったか、と古い話を思い出してみたりする。そういえば、もはや誰も使うこともない和文タイプライター(?)が職場の片隅にあったなあ、、、尖った棒のついたアームのようなもので、和文字の一覧から順番に文字を選ぶような感じのものであったと記憶する。

 

今日は天気がよく暖かかった。コーヒーの紙コップ片手に、公園のベンチでガロア理論の中に書かれていた定理の意味についてあれこれ思いを巡らせながら、桜がハラハラちるのをぼんやり見ていた。